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【ConoHa】WordPressを開設したが、Adsense審査が通らない?考えられる原因と対策

WordPress

本記事では、ブログを作成するのは初めてでなんとなくで作り始めた、サーバーを借りるのも初めてWordPressも見よう見まねで頑張っています。それでも、何とか記事も10~20記事以上書いてようやくGoogleAdsenseの審査を受けているが全く審査が通らない、何が原因かもわからない、もうめげそうといった方いませんか?そういう方の一助になればと思いこの記事を書いています。

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ブログサイトのホームのURLのチェック

まずは、ご自身のブログホームページのメイン画面のURLを確認してください。私のブログのURLを参考にしますが、以下のどちらになっていますか?

https://www.ct-innovation.blog/dl-freetime/
https://www.ct-innovation.blog/

上だよという方は、次に下のURLをたたいてみてください。404(NotFound)になっていませんか?もしそうなっている場合は、この後の設定は非常に有用になります。

ConoHaサーバーでの設定(確認)箇所

ConoHaでは以下の場所に何か任意の文字列を入れた場合に、サブディレクトリでのインストールとなります。入力は任意と書いていますが、入れるべきと思って入れてしまった方も多いかと思います。

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ルート vs サブディレクトリ

WordPressを新規インストールする際、レンタルサーバーでは設置場所としてルートディレクトリ(例:https://example.com)とサブディレクトリ(例:https://example.com/blog)を選択できます。ルートディレクトリにインストールすると、そのドメイン自体がWordPressサイトになります。一方でサブディレクトリにインストールすると、ドメインのメインコンテンツとは別にWordPressサイトが存在することになります。

本来はルートディレクトリでメインのサイトを運用して、その小コンテンツとしてWordPressの運用などを行う場合にサブディレクトリを利用します。

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では、サブディレクトリとは?

URLのサブディレクトリとは、URLのパス部分で/で区切られた要素のことを指します。具体的には以下のようになります。サブディレクトリは、Webサーバー上のフォルダ構造を反映したURLの一部です。Webサイトの構造は通常、ルートディレクトリ直下にフォルダが置かれ、そのフォルダ内にさらにフォルダやファイルが置かれるような木構造になっています。

例えば、次のようなURLがあるとします。

https://www.example.com/products/electronics/tv

この場合、productselectronicsがサブディレクトリになります。tvは特定のページやファイルを指しています。

サブディレクトリは以下のような役割を持ちます。

  • ウェブサイトのコンテンツを論理的にグループ化する
  • ウェブサイトの構造を視覚的に表現する
  • 検索エンジンがコンテンツを適切にインデックス付けできるようにする
  • ユーザーがコンテンツを簡単に閲覧できるようにする

サブディレクトリの使用は、ウェブサイトの設計とユーザビリティにとって重要な要素です。適切にサブディレクトリを設計することで、コンテンツの管理が容易になり、ユーザーエクスペリエンスが向上します。

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サブディレクトリ開設とAdsenseの課題

サブディレクトリにWordPressを開設すると、Adsenseの審査において、不利になる可能性があります。なぜならばWordPressがサブディレクトリにあり、ルートURLと違うことで、Adsenseのクロールがコンテンツを適切に認識できない恐れがあるからです。実際に、GoogleAdsenseの審査ではウェブサイトのコンテンツがしっかりとクロールされているかをチェックしています。もしクロールが不適切だと判断されれば、Adsense審査に通過できなくなってしまいます。

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解決策

この問題を解決するためには、ルートURLからサブディレクトリURLへの(301)リダイレクト設定が必要不可欠です。この設定を行うことで、検索エンジンのクロールがメインコンテンツのある場所を確実に認識できるようになります。この設定は.htaccessファイルで行います。

.htaccessとは?

.htaccessはApacheがウェブサーバーで使う設定ファイルです。このファイルにディレクトリ毎の動作をカスタマイズする設定を記述できます。

301リダイレクトとは?

一方の301リダイレクトとは、HTTPステータスコードの一種で、特定のWebページから別のURLへ永続的に移動したことを表すコードです。このリダイレクトの指示は検索エンジンにも正しく伝えられるため、SEO対策としても重要となります。

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設定の手順

サブディレクトリ開設時の301リダイレクト設定は次のように行います。まず.htaccessファイルを開き、次のコードを追記します。

RewriteEngine On
RewriteCond %{HTTP_HOST} ^example.com [NC]
RewriteRule ^$ https://example.com/blog [L,R=301]
  • 1行目のRewriteEngine Onで、Apacheのリダイレクト機能を有効化します。
  • 2行目のRewriteCond %{HTTP_HOST} ^example.com [NC] では、リダイレクトの条件としてアクセスするホスト(ドメイン)がexample.comであることを指定しています。[NC]は大文字小文字を区別しない設定です。
  • 3行目のRewriteRule ^$ https://example.com/blog [L,R=301]が本体の設定になります。 ルートURL(^$)へのアクセスを、https://example.com/blog にリダイレクトし、HTTPステータスは301(永続的な移動)とします。[L]は最後のルールとして処理するよう指定しています。
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ConoHaの場合は.htaccessの編集も簡単!

ConoHaサーバーの場合、ログイン後に

[サイト管理]ー[サイト管理]ー[応用設定]を開くと.htaccessを設定できる箇所が出てきます。

その右側の編集ボタンを選択するとテキストボックスを編集できるようになるので、以下のコードをそのままペーストを行って、保存してください。

<IfModule mod_rewrite.c>
RewriteEngine On
RewriteCond %{HTTP_HOST} ^www\.ct-innovation\.blog$ [NC]
RewriteRule ^/?$ https://www.ct-innovation.blog/dl-freetime/ [L,R=301]
</IfModule>
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設定後の確認とさらなる対策

301リダイレクトの設定を行った後は、実際にルートURLにアクセスしてリダイレクトが正しく行われることを確認しましょう。このように、サブディレクトリにWordPressを開設する場合には、.htaccessでの301リダイレクト設定が重要なポイントとなります。適切な設定とあわせてサイトの適正運用を心がけることで、AdsenseやSEOでの問題を防げます。

また、この設定とは別に、Wordpressの設定でCanonicalホストの設定なども適切に行うことが大切です。これらの設定を行えば、AdsenseはもちろんSEOの観点からも適切なサイト運用ができ、サブディレクトリ開設でのデメリットを払拭できるはずです。こちらについては、別の記事で開設させていただきます。

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